ブログ
ジョブ・カードの書き方のヒント(前編)
2020.12.9

こんにちは!みなさん、ジョブ・カードは活用されてますか?
これから専門実践教育訓練だけでなく長期高度人材育成コースなど、受講前にジョブ・カードの作成と訓練対応キャリアコンサルタントとのキャリアコンサルティングが必須となる職業訓練が増えていきます。
ジョブ・カード作成の中でも、最後に書くことをお勧めしている、そして皆さんが一番難しかったとおっしゃるのが様式1の「キャリアプランシート」です。
今回のブログが、その様式1-1「キャリアプランシート」の複数ある項目の書きやすい順番のヒントになればいいなと思います。
(様式2と様式3-1、3-2を作成し終わってから様式1の「キャリアプランシート」に取り掛かった場合という前提です。)
① 職業訓練などを希望される方にとって一番書きやすいのは、真ん中より下の欄にある「将来取り組みたい仕事や働き方(=中長期キャリアプラン)」と、その下の「これから取り組むこと(=そのために必要なこと)」の欄です。
①-1 「将来取り組みたい仕事や働き方」を記入するためには、目標設定をしておかなくてはいけません。
どんな仕事でどんな働き方が出来る資格なのか、自分は何がしたいのかを理解しておく必要があります。
なので、まず資格や仕事の理解の他にも、自己理解を深めるために過去の経歴等を振り返る必要があるのです。
(書き終えた様式2、様式3-1、3-2を参照してみてください)
自分がどんなことを大切に働いてきたのか、どんなことに興味を引かれやすいのか、どこが得意で不得意なのか、改めて考えることによって、未来の自分の働き方についてもより具体的に絞り込んでイメージしやすくなります。
一番簡単なのは、資格取得後の5年後の自分、10年後の自分がどんな環境の職場でどんな役割を果たしながらどんな職務に携わっていたいか想像することです。
未経験でよく分からないままでも構いません。
受講を決意した時にふんわりとイメージされたそれを意識的に思い出して下さい。

①-2 それが出来たら、その希望する将来のために今から出来ること、これから準備しておくべきことを自分が出来る範囲で「これから取り組むこと」の欄に記入していきます。
この中長期キャリアプランとなる2項目は特に、職業訓練を受講する方は訓練校の面接で必ずと言っていいほど聞かれる「志望動機、なぜこの訓練を希望したのか、なぜこの学校だったのか」等に繋がる大切な部分です。
つまり、これが考えられていなければ、しっかりと言葉に出来なければ、どんなに面接マナーを練習しても合格できるとは言い難いということです。
ここまで来ればあと半分!
続きは次回のブログでお伝えします。お楽しみに!
#希望者・利用者様へ #ジョブ・カード
◀︎ 前の記事
次の記事 ▶︎