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転職回数7回!こんな私は○○

2021.2.17




本日のタイトル「転職回数7回!こんな私は○○」ですが、皆さんなら、○○になんと入れますか?

最近キャリアコンサルティング(面談)をしたクライアントさんが5名続けて、転職回数のことで悩まれ、相談がありましたので、今日は転職回数についてお話していきます。

当初この5名の方は(転職回数は5~7回の方々でした)、○○に入れる言葉をこう言われていました。
「ダメ」「価値がない」「いい加減な人」「信頼がない」「次がない」

そして面談を終えると
「ずっと悩んでいたことがスッキリしました」
「自信になりました」
「“弱み”から“強み”に変わりました」
「明日からの仕事、前向きにできそうです!何年ぶりだろう…(^^)」
「私ってすごいんですね!」
と言葉からもわかる通り、変化をされました。

私がこの方たちに共通してお伝えしたことは
「転職をした事実は変わりません。でも、その意味づけをどうするかは変えられそうですか?」
です。

みなさん答えは「YES」でした。

面談をする前は、転職を繰り返していることに、大きな引け目を持たれていました。
なぜそう思うのか伺うと、就職試験の面接の際、面接官から
「どうしてここの会社を辞めたのですか?」の問いから心無いことを言われたり、
「どこも勤続年数が短いけれどもうちの会社で長く働く自信があるか?」に自信をもって答えることができなかったり、
と、過去にご自身が経験したことが成功事例ではなく、失敗事例として残っている方ばかりでした。

そして、その失敗事例からある思い込みが強いように感じられました。
それは、「転職を繰り返すよりも1つの会社に長く務めている人のほうが良い」です。

でも、よく考えてください。「1つの会社に長く務めている人のほうが良い」を思っていたら、一生あなたは「良い」になれないんです。

そして、その先に浮かぶのは…
「転職を繰り返していると、どうせ採用されない」
「転職を繰り返していると、我慢ができない自分勝手な人だと思われる」
「転職を繰り返していると、問題を抱えている人に思われる」
とどんどん自信の持てない状態になっていってしまします。

「良い」「悪い」の基準は自分が決めればいいことだと私は思っています。

5名の方に転職理由を1社1社伺いました。
みなさん、素晴らしい決断をされて転職をされているんです。
その素晴らしい決断とは「ご自分を大切にされている」です。
ご自分の感情を最優先させ、これ以上今の会社に居続けることはできなかった。
だから、決断。

ビジネス書や自己啓発系の中には「決断とは、決めて断つこと」と表現されたりもします。
つまり、「自分を大切にする」を決め、その会社を断った。

5名の方全て、自分自身への捉え方が変わり、目が輝きだした人もいれば、涙ぐまれる人もいました。
過去を受け入れられたら、あとは、その経歴から何を学び、今後何をしていきたいかです。
ここからは、「こうしていきたい」「ああしていきたい」と前向きな未来を描かれていました。



過去に向き合えず、失敗や嫌な思い出をそのままにしていては、なかなか未来を明るく見据えることは難しいです。

今は、忘れたつもりでも、必ず潜在的なところに残っていて、どこかのタイミングで同じような苦い経験を繰り返してしまいます。
今回の話のまとめとして、
過去の事実は変わらなくても、意味づけは変えられる。
その意味づけは自分自身が決めればよい。
良くも悪くも、決めているのは自分自身。

私は、全ての方に可能性があり、どんな方でも、その方が思い描いたことがそのまま実現していくと考えます。
もし、ご自分の過去の出来事で気になることがあれば、いつでもキャリアコンサルティングを受けてみてください。
お気軽にハローワークにお越しくださいね。

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