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シニア時代の働き方を考える

2021.3.23




今回はシニア時代の働き方について考えてみます。
シニア労働者は働き方やキャリアをどのように変えていったらいいのでしょうか?

シニア労働者の働き方、キャリアは現役労働者以上に多様化するということです。

多くのビジネスパーソンは、仕事経験のない新人として会社に入社し、職業人として成長しながら上のポジションを目指す「上昇」キャリアを目標に働いてきた方が多いはずです。

しかし、65歳あるいはそれ以上の年齢まで働き続けることになれば、最後まで「上昇」キャリアを続けることは難しく、職業人生のある時点でキャリアの方向性を切り替える必要性が出てきます。

つまり、働く期間が長期化すると、高齢期のどこかの時点で、単線的な「上昇」キャリアからの転換が起こり、多様なキャリアを歩み始めることになります。

多くのシニア労働者は定年前と同じ企業で働くことになると思いますが、子会社に異動する人、他社に転職する人、起業する人も少なくありません。

さらに同じ企業で働く場合でも、高度な専門業務に従事するプロとして働く人、現役社員の指導に回る人、一担当者として働く人など、キャリアはさまざまになります。

しかし、どのキャリアをとるにしても、あるいは同じ企業で働く場合であっても、キャリアを転換することは「自分の能力の売り方」を変える・・・
つまり、「自分に何ができるのか」を考え、それを企業や労働市場のニーズと擦り合わせて、新たな役割を作ることに他なりません。

その際に重要なことは、これまで経験したことがそのまま生かせる場を見つけることは難しいことを理解し、企業あるいは労働市場の人材ニュースをみながら、蓄積してきた能力のどの部分が生かせるかを見極めることである。

それは、蓄積してきた能力のある部分を捨てる厳しい選択でもありますが、この見極めができれば、これまでの職業人生からすると考えられないような、能力を発揮できる場も見出すことが出来るようになります。

人手不足に悩み、特定業務で即戦力になる人材を求める中小企業は多いはずです。

あなたのどの能力を生かせば「ピカッ」と光るのか、見つけて見ませんか。

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