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コロンブスの卵
2021.3.29

「コロンブスの卵」って知っていますか?
ざっくりと説明すると・・・
新大陸発見の大航海を終えたコロンブスに「俺たちだって海に出ていれば大陸くらい見つけられた!」と難癖をつけた人々に対して、コロンブスが卵を渡し「この卵を立たせることが出来るか?」と提案します。
結局だれも卵を立てることは出来ず、コロンブスが卵のお尻を少し割ってへこませ見事に卵を立てて見せたことで「そんなのはインチキだ」という人々に向かってこう説いたのです。
「誰かがやったことではなく、まだ誰もやっていない、誰も気が付いていないことを実行することが重要だ」
本当にざっくりした説明ですが、この逸話からコロンブスの卵とは
「一見誰でも思いつきそうなことでも、それを最初に考えたり行ったりすることの至難さをいう。また、人の気付かない点をいう。盲点。」(精選版 日本国語大辞典)
という意味で使われています。
現代社会では、まだ海の向こうが未知の世界だった時代とは違って、誰も知らないことへの冒険や挑戦も限られてきますが、この話から得られることは何も第一人者になれという事だけではありません。
結果を知れば簡単なことも、知らなければ・気が付かなければ、いつまでも大きな課題や困難のままだという事です。
そして解決方法を知ることが出来さえすれば、それは案外自分にも解決できる簡単な課題や心配に及ばない問題に変化すると言う事です。
まさに盲点ですね。
自分一人では思いつかなかったことも、誰かの言葉で思いもよらなかったアイデアにつながったり、簡単な解決方法に気が付けたりしますよね。
キャリアコンサルティングも同じ効果がありますよ!
ご自分のことを話していただくだけなのに、キャリアコンサルタントという第三者がいることで、思いもよらない自分の本音に気が付くことが出来ます。
迷っていること、悩んでいるが劇的にその場で解決するわけではありませんが、自分がどうしたいのか、どうすればいいのかという自分の在り方に気が付くことで、視野が広がったり思わぬ解決方法を見つけたりと、その効果は様々です。
もちろん、必要によっては色々な提案もさせて頂きますが、あくまで皆さんの中にあるモノを自分の力で見つけてもらうようなサポートをするのが、私たちキャリアコンサルタントの役割です。
自分一人では行き詰った時、周りに相談できる適任者が見つからなかったとき、キャリアコンサルタントに話してみませんか?
みなさんもコロンブスが卵を立てるのをみた人々のように、発想の転換やご自身の様々な可能性に気が付かれるかもしれません。
ご予約をお待ちしていますね。
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