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弱みを強みに変える
2022.02.14

2年ほど前に、重度の視覚障害を持つ経営コンサルタントで「世界一明るい視覚障害がい者」というキャッチコピーをお持ちの方の講演会に行ったときのお話です。
その方は、5000人に1人が発症する目の難病にかかり、今ではご自分の手すら見えないようです。
そんなハンディキャップを負いながらも、引きこもりや障害者など生きづらさを抱えた方の就労支援を手がけているNPO法人を運営しつつ、経営コンサルタントとしても活躍されています。
そのお話の中で印象深かったのが、「弱みを強みに変える」という内容です。
一つは、聴覚障がい者の方が一番働いているのが愛知県だそうです。
愛知県といえば自動車工場が多くあります。
その工場の中でも、部品を組み立てる時の音が、健常者に耐えうるのが困難なほどの轟音だそうです。
また、轟音の中でも手話でコミュニケーションが取れるからだそうです。
二つ目は、引きこもりの方のお話しです。
いつも夜起きてて、パソコンを操作しているので、家族からは「電気代がかかるし困る!」なんて小言を言われているのですが、その方は入力操作はとても早くて夜を徹して作業ができるという「強み」を発揮して、遠方の会社と契約されて在宅ワークに就かれたそうです。
まさに、強み弱みは表裏一体ということですね。
もう一つ、講師の方の趣味は、何とボルダリングだそうです。
理由は、「下を見ても見えないので怖くありません!」とのこと。
なるほど・・・・・・
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